太陽光発電&蓄電池とワタシ

2022年末に太陽光発電&蓄電池を導入した家を建てました!

節電プログラム

冬季の終了が発表されました、

節電プログラム

はっきり言いまして制度についてよくわかっていなかったです、といいますか今もわかっていません、すみません。

開始された時期は、新居の打ち合わせや建築、引っ越し準備などでして・・・。

 

ざっと概要を見た感想は、

実施期間に引っ越し予定の私はどうなるの?

でした。

前年度と比較すると言ったって、住んでいる場所変わっているし・・・。

ただ、アパートから太陽光発電&蓄電池の新居への引っ越しだから、一応電力需給には貢献しているだろう、と勝手に判断し、参加しました。

 

そうしたら、参加するだけで2000ポイント貰えました。

また、1月分、2月分としてそれぞれ1000ポイントいただきました。

どうやって前年同月使用量と比較したのかよくわかりませんが、使用量は間違いなく減っているので、ポイントいただけてよかったよかった。

 

東京電力なので、TEPCOポイント、というやつですが、Tポイントに変換できたので、普通に生活費に使おうと思います。意外と大きいですよね、このポイント。

きっと夏もあるんでしょうから、ついでにポイント貰えればラッキーですかね。

 

ただ、一つだけ言わせてください。

申請しなくても、ポイントくださいよ。

知らないと貰えないんだもの。

1日1度の天気予報チェック!

いかにして作った電気を自分で使うか!

これからの時代は、これがテーマなのですが、実践するために毎日行わなければならないことがあります。それが、

天気予報チェック!(そして、それに合わせた電気使用戦略検討)

しかも、漠然とした晴れ、雨とかの確認では不十分で、

すくなくても3時間ごとの天気、を確認します。

そして、夜の天気はどうでもいいです(笑)

 

ずっと晴れ or ずっと雨(雪)は戦略は簡単なんです、問題はそれ以外。

曇りでも薄い曇りマークと濃い曇りマークを確認、晴れ(雨が降)るにしても午前晴れ(降)るのか、午後晴れ(降)るのか、が重要。

 

基本戦略は、とにかく発電を見込める時間帯にエコキュートを回す

これに尽きます。全体の使用電力のおよそ1/4はお湯を作ることなのです。

 

そして、この天気予報確認作業、

できるだけ短時間で、パターン化して行う

これも大切です。

時間をかけて実践しても電気料金月額1000円程度の貢献しかないと思います。

徹底的にやっても時間がもったいないです、他のことをやりましょう。

 

天気予報の確認も、翌日の電気使用戦略検討も、

ほどほどに、楽しく、ね。

電気は自産自消?

その昔、住宅用の太陽光発電を導入する理由の一つとして、

儲かるから

というのがありました。

FIT(固定価格買取制度)のおかげで、導入した年から10年間は固定価格で買い取ってもらえました。

10年前の2013年だと、38円/kWhでした。

しかし、時は経ち・・・、今でも制度は残っているものの、買い取り価格は下がりました。

私の導入した2022年は17円/kWh、そして2023年だと16円/kWhです。

さらには、10年後の卒FITと言われる価格は、電力会社によって異なりますが、

例えば東京電力では、

8.5円/kWhのようです。

 

この価格だと、ほとんどの電力会社、時間帯で買電価格>売電価格、となるのではないかと思われます。

その当時のことは私にはわからないのですが、当時導入された方々は10年後こうなることを想定されていたのでしょうか?

そして、最近導入した、もしくはこれから導入しようとする方々は10年後はどうなると考えてらっしゃるでしょうか?

・・・残念ながら、未来はわかりません。

 

ただ、想像するならば、東京で太陽光発電設置義務化、とかすでに現段階で話題になったりしましたからね、自然エネルギーの活用が推進されることは間違いないのかなぁ、と。

また、直近では電力各社が値上げ申請しているので、電気料金上昇の流れはしばらく続くのかなぁ、とか。

すでに、「再エネ賦課金」が電気料金に載せられていますからね、自然エネルギーを使用しないと不利になる料金形態になってくるかもしれません。

 

今後は、住宅用の太陽光発電を導入する理由としては、

儲かるから、ではなく、

電気料金で損しないように

となるのではないか、とぼんやり想像してみます。

悪天候時の太陽光発電

太陽光発電を導入する前から気になっていました。

電気使用量が多くなるのって、やはり天候が悪い日だと思うのです、特に冬は。なので、

天気が悪かったら発電しないの?

実際の結果から申し上げますと、

雪 ⇒ ほとんど発電しない +使用量が多くなる(暖房)=とにかく買電量が多い

 

例:2023年2月10日 発電量 およそ 1kWh ⇒ 買電量はこの冬で最大

しかも、ソーラーパネルから雪がなくならない限り発電量減少。

雪が多い地域はかなり辛いのではないかと想像されます。

 

雨 ⇒ 少しは発電する(←この扱い重要)

例:2023年3月18日 発電量 およそ 6kWh

3月25日 発電量 およそ 6kWh

3月26日 発電量 およそ 3kWh

 

この得られる少しの電力を売電に回さずに家でどう使うかが大切になります。

昼は買う電気代 = 売る電気代 ×2~3なんですもの!

太陽光発電のみの場合、雨の日はすこーしずつしか発電されないですから、お湯を沸かすと買電が発生してしまう。

日中に在宅ならば、テレビ見るくらいの電気量を賄えそうなものの、外出していると難しい。・・・ご飯を炊くとか?自動掃除機を回してその充電?

 

蓄電池がある場合でも、できれば発電量を全部充電したいものの、なぜかなかなか充電に回してくれない(そのうち、これについては触れます)。

従って、基本戦略は、

夜間帯に蓄電池に充電して、日中にお湯を沸かす。その後、それに加えてご飯を炊く or 電気圧力鍋で外出中に調理(太陽光発電+少し蓄電池からの放電)。

そして、残りの蓄電で深夜まで粘る。

これが、我が家で現状考えられる売電に回さずにできるだけ使い切る手段になっています。

設備について

太陽光&蓄電池の設備について

 

太陽光発電や蓄電池にもメーカーがたくさんあることは承知しています。

ただ、ハウスメーカーさんが用意しているメーカーは決まっているようで、

太陽光発電システム ⇒ 京セラ

蓄電池システム ⇒ ニチコン

となり、容量を自分で決める、という形でした。

きっと、こっちのメーカーの方がいい、とか、それは損だ、とかあるんでしょうが、提携メーカーではないメーカーを自分で決める勇気はありませんでした。

 

設置した容量は、

京セラ 太陽光発電 8.88kWh

ニチコン トライブリッド型 蓄電池 9.9kWh(4.9×2)

と、なりました。

 

現状の感想は、

必要以上に載せすぎたかも(コストのかけ過ぎ)

です。。。

しかし、重要なことを思い出しました。

徐々に能力は低下してくる。

ということです。

保証で記載されているような、10年15年と経過すると低下してくる、特に蓄電池は確実に低下してくるわけですから、多めでもいいのかなぁと考える次第です。

未来には導入が当たり前となり値段が下がってくれと、願います。

設置した感想

我が家は2022年の年末に完成しました。

注文住宅新築の際に太陽光発電&蓄電池を設置した訳ですが、

今のところの感想は、

 

満足(楽しい)

 

です。

損得は度外視して、モニターやデータみているのが楽しいです。

そのうち、飽きるんでしょうけど・・・。

 

太陽光発電、蓄電池ともに建築後に設置することも可能ですが、新築時に設置するメリットとしては、

  1. 住宅ローンに組み込まれる
  2. 従って、住宅ローン減税対象額に組み込まれる
  3. ZEH(ゼロエネルギーハウス)補助金の申請に、ほぼ間違いなく必要
  4. 災害時の安心感が最初から得られる
  5. なにか問題が発生した時に、とりあえずハウスメーカーに言える(?)

こんなところでしょうか。

超低金利で借りることが可能な住宅ローンに組み込まれるのは、設置に踏み切るきっかけになるでしょうし、住宅ローン減税やZEH補助金は設置費用を抑えることを考えると重要となります。

国や自治体は太陽光発電と蓄電池に補助金を出して普及を推進しているわけですから、どうせならそれに乗っかってみる、のもアリ?

 

ま、今はデータを見ているのが楽しいです!

はじめまして、初めに

私が大手ハウスメーカーさんと注文住宅の請負契約したのは、2022年2月23日でした。

そのプランでは、オール電化太陽光発電&蓄電池が含まれていました。

 

当時、太陽光と蓄電池を設置しようとした理由を思い返してみても、情けない話で「あったらすごいなぁ」とか「災害に強そうだなぁ」といったようなもので、営業さんからも、今後打ち合わせをして不要だったら場合によっては変更することも可能です、と言われたこともあり採用しました。

 

インターネットを調べても災害時には有用なものの、費用対効果については、太陽光発電は売電価格が下がってきており回収しにくくなってきている、蓄電池は価格が下がるまで止めておいた方がいい、という論調が多かったと記憶しております。

 

ところがご存じの通り、翌日2月24日にロシアによるウクライナ侵攻が始まりました。

以降は、経済的には株価の下落、エネルギー価格の高騰、そして歴史的なインフレが起こり、現在に至っています。

 

家は、諸事情により2022年12月に完成しました。太陽光発電&蓄電池は設置されています。

その間、建設資材やエネルギー価格、そして光熱費がここまで高騰するとはまったく考えていませんでした。ニュースで光熱費高騰で悲鳴、のような話題もよく見かけます。

しかし、当然ながら設置費用も高騰しています、設置してよかったのかもしれませんし、そうでもないかもしれません。

そのような中、おそらく言えることは当時ハウスメーカーからいただいたシミュレーションやインターネットの情報は現在大きく変わっていてズレが生じている、すなわち古い汎用性が低い情報になってきています。

 

今現状の感想は、とにかく設置すればいい、とはとても言えないです。

それでも、現在は私なりに効果的な設定や使用方法を試行錯誤しながら、なんとなく楽しんでやっています。結果が数字で出てくるのはなんだか楽しいのです。

 

そんな日々を、データを見つめながら、思い返しながら書いてみようと思う次第です。

お付き合いいただければ幸いです。